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固形石鹸とカリウム石鹸

固形石鹸とカリウム石鹸

カリウム石鹸という言葉をはじめて聞かれた方も多いと思います。
石鹸は、ナトリウム石鹸カリウム石鹸(カリ石鹸)に分けられます。

製法ですが、固形無添加石鹸は、植物油など(脂肪酸)と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を反応させて造りますが、カリウム石鹸(カリ石鹸)は、水酸化カリウム(苛性カリ)を入れることで、水溶性の高いジェル状の石鹸が出来上がります。

固形石鹸(ナトリウム石鹸)とカリ石鹸(ジェル状)の違い


1)ナトリウム石鹸は固形、カリ石鹸はジェル状になります

通常の固形石鹸(ナトリウム石鹸)は、石鹸原料の油脂に水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を入れて作りますが、カリウム石鹸(カリ石鹸)は、水酸化カリウム(苛性カリ)を入れて作ります。カリ石鹸は水溶性がありジェル状になりますが、水溶性があるので水を加えれば水溶液になります。

2)カリ石鹸はナトリウム石鹸に比べ脂肪酸イオンが多い・・・つまり保湿力がより高い

カリ石鹸もナトリウム石鹸も水中で脂肪酸イオンを生じます。この脂肪酸イオンもすぐに水に不溶の脂肪酸に変って肌の角質表面に吸着しますが、すすぎでは洗い流されず肌表面に留まって保湿効果を発揮します。
この点ではカリ石鹸とソーダ石鹸は同じですが脂肪酸イオンを生み出す力に差があります。

つまり、脂肪酸イオンが多いカリウム石鹸は、肌に吸着する遊離脂肪酸(グリセリン)も多いので保湿力が強いことになります。合成界面活性剤も肌に吸着しますが、こちらは水溶性ですので外気が乾燥しているときはドンドン肌の水分を外に放出する作用があります(内部乾燥=インナードライ)。

3)カリ石鹸はもともと医薬品として病院などの医療機関で使われていました

カリ石鹸は元々、医薬品として病院などの医療機関で使われており、製法は日本薬局方で厳格に定められ、原料は大豆油を用いますがオリーブ油からも作られます。 用途として「湿疹を含む皮膚疾患に補助的に用いる」と解説にあります(局方第十改正)。 また効果効能は、局所に適用し刺激を緩和させる。潰瘍・創面を保護し乾燥を防止するとあります。

4)洗い流し(すすぎ)が非常にラク

カリ石鹸は、上述の通り脂肪酸被膜のおかげで刺激が非常に少なく、洗い流し(すすぎ)も非常に楽。 よって、水道水(塩素)にさらされる時間も短縮され?、お肌に負担をかけません。節水効果で一石二鳥!

カリ石鹸は、通常の固形無添加石鹸(ナトリウム石鹸)より脂肪酸が多くより保湿が高いので、肌の弱い赤ちゃん・アトピー・肌荒れ・超乾燥肌・超敏感肌には特に最適と考えられます。